イラン原子力庁長官、「IAEAとの協議・調整が進展」
2月 08, 2024 18:21 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のエスラーミー長官が、「我が国とIAEA国際原子力機関との協議および調整は進展している」と述べました。
エスラーミー長官は7日水曜、イラン当局者とIAEAとの間で先日行われた会談に触れ、「(協議が)このまま続いていくことを期待している」と述べました。
続けて、イランが原子力産業において最近見せている進歩について言及しながら、「磁気質量分析装置の製造は、米国、イギリス、ドイツの独占状態にあったが、我が国の核産業に関わる研究者たちは 4年間の努力の末、戦略的な磁気質量分析装置である『イラニウム』を製造することに成功した。この国産装置は、核産業における生産・実験に加えて、石油化学分野でも同位体交換分光分析のために使われている」と説明しました。
そして、「イラニウム製造は、我が国の高度な技術を示すものである。お陰様で我々は、生産者そして供給者になることができ、自国のニーズを確保できた」としました。