イラン外相、「イスラエルは米の支援なしでは戦争継続できず」
(last modified Mon, 12 Feb 2024 10:16:40 GMT )
2月 12, 2024 19:16 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とシリアのアサド大統領
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とシリアのアサド大統領

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、「アメリカがシオニスト政権イスラエルへの支援を止めれば、イスラエルは1日たりとも戦争を継続できない」と強調しました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は11日日曜、訪問先のシリアで同国のアサド大統領と会談しました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相はこの会談で、ガザ危機を最も重要な国際問題と位置づけ、「戦争は解決策ではない。パレスチナ人に対するジェノサイドは即刻停止されるべきだ」と述べました。

その上で、「もしアメリカが、地域の戦争拡大は望んでいないという自らの主張に偽りがないとするのなら、対イスラエル支援を止めるべきだ」としました。

 

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とシリアのアサド大統領

 

また、「パレスチナ国民や抵抗勢力の指導者らは、戦後のガザおよびヨルダン川西岸の自治にむけて自力で決断を下すことができると我々は思っている。なぜならパレスチナの抵抗は依然として強力だからだ」としました。

これに対しシリアのアサド大統領も、「イランはこの4カ月間、パレスチナを支持し続け、口先だけではなく行動していることをあらためて世界に証明した」と語りました。

そして、「パレスチナと抵抗に対するシリアの支持は長年の歴史がある。シリアにおける抵抗は根強く、今後も変わることはない」と述べました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter