イラン情報通信技術相、「2年以内に国内基地から外国衛星打ち上げ」
2月 13, 2024 14:49 Asia/Tokyo
ザーレプール・イラン情報通信技術大臣が、「わが国の打ち上げロケットは今後2年以内に、他国の衛星を地球周回軌道に乗せることになるだろう」と語りました。
イルナー通信によりますと、ザーレプール情報通信技術相は12日月曜、「イラン政府は、自国の宇宙産業を、国内の打ち上げ基地から他国の人工衛星を確実に宇宙空間に送り込めるだけのレベルに引き上げようと努力している」と述べました。
また、宇宙産業においてイランが持つ可能性に触れ、「我が国は、撮影・計測衛星の製造を自国で行っており、衛星のさらなる精度向上にも取り組んでいる」としました。
さらに、「イランの衛星打ち上げロケットは100~200キロの衛星を打ち上げることが可能である。また我々には、衛星発射基地や衛星からの信号を受信する地上局などの設備もある」とし、「これらは全て、わが国の宇宙産業の機器や運用が自国で賄われていることを示している。それは、我々がさまざまな分野でイラン国民の生活水準を向上させるべく、宇宙産業やその技術の全サイクルを活用しているからだ」とコメントしています。
そして最後に、「イランは現在、複数基の人工衛星打ち上げ準備を進めており、国産衛星を今後次々と軌道に乗せていくだろうと、自信を持って言える」と結びました。
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