1月 20, 2016 20:06 Asia/Tokyo
  • IAEA・国際原子力機関の天野事務局長
    IAEA・国際原子力機関の天野事務局長

IAEA・国際原子力機関の天野事務局長が、IAEA理事会の会議に、包括的共同行動計画の実施に関する報告書を提出しました。

IRIB通信によりますと、天野事務局長は19日火曜、IAEA理事会の会議に提出した報告書において、「今月16日に、IAEA理事会と国連安保理に同時に提出されたIAEAの報告書は、イランが包括的共同行動計画で明らかにされた措置を実施し、その結果この行動計画の実施が同日開始されたことを認める」としています。

また、「イランは、準備段階としての歩みを完了した」とし、「現在、包括的共同行動計画に基づく、イランの核分野での取り決めに関する監視と検証を、国連安保理が要求し、IAEAがその許可を出したとおり開始するためのIAEAの道筋ははっきりしている」と語りました。

さらに、包括的共同行動計画の実現を支援した全ての国、特にイランと6カ国、そしてIAEA理事会に対し、この行動計画の実施に祝辞を述べました。

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