イラン監督者評議会報道官が、今後の政権運営について説明
(last modified Tue, 21 May 2024 08:54:13 GMT )
May 21, 2024 17:54 Asia/Tokyo
  • イラン監督者評議会報道官が、今後の政権運営について説明
    イラン監督者評議会報道官が、今後の政権運営について説明

イラン監督者評議会のタハーンナズィーフ報道官は、「大統領選挙は50日以内に実施される予定だ」と述べました。

イラン監督者評議会の広報サイトによりますと、同評議会メンバーの法学者で報道官も兼任するタハーンナズィーフ氏は、国営IRIBのテレビ放送、チャンネル2の番組に出演し、ライースィー大統領とアミールアブドッラーヒヤーン外相および同行者らの殉教に哀悼の意を表しながら、「これらの人々はイマーム・レザー生誕日の前夜、長年におよぶイラン国民への奉仕の報いを受け取った」と述べました。

続けて、「彼らの名声とこれまでに行ってきた努力や奉仕が人々の記憶からなくなることはない。今回の事件は、とても大きな損失となった。しかし、最高指導者が述べたように国民に対する奉仕が滞ることはない。イラン憲法においても、このような事例にどう対処するかが定められている」と強調しました。

そして、憲法第131条について触れ、「(新たな大統領を決める)選挙までの期間、国の運営は、最高指導者の同意を得た上で第一副大統領が引き継ぎ、大統領の職責を担うことになっている」と説明しました。

また、「(新大統領を決める選挙のために)国会議長、司法権長官、第一副大統領の三者から成る委員会が設置されることになっている。この委員会は50日以内の選挙実施のために準備を整えなければならない」としました。

その上で、「すべての仕事は法に沿って進められ、憲法に従えばなんら問題は起こらない」と述べた。

一方、新たな大統領の任期に関する質問に、「憲法に基づけば、大統領の任期は4年間であり、次に選ばれる大統領も、その任期は4年となる」と述べました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter