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今月5日のイラン大統領選挙で当選したマスウード・ペゼシュキヤーン氏の就任式が、28日午前に最高指導者ハーメネイー師の立会いのもと行われました。

【ParsTodayイラン】ハーメネイー師はこの式で憲法の規定に基づき、先の大統領選の結果を承認し、ペゼシュキヤーン氏を正式に大統領として任命しました。ペゼシュキヤーン氏はこの就任式をもって、大統領としての職務を開始することになります。

ハーメネイー師はペゼシュキヤーン氏に宛てた辞令の中で、次のように記しました。

「国の行方を決める大統領選挙は、国民や体制責任者が困難な状況の中でも努力したことで無事に実施され、大統領という大役を担う人物が選ばれた」

 

「前大統領が任期途中で殉教したことにより行われた今回の選挙は、イラン国民にとっての栄誉のひとつであり、イスラム共和制の強固さやイランが持つ政治的理性を示した」

 

「世界には（政治や選挙をめぐって）望ましくない出来事が起きている国があることを考えれば、イランの今回の選挙はその優位性を示したと言える」

 

「大統領選挙の成功に尽力したすべての関係者に謝意を伝えるとともに、偉大な国民の勝利に誓って、マスウード・ペゼシュキヤーン氏という優秀かつ誠実で国民に寄り添う人物に投じられた票を承認し、同氏を大統領に任命する」

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ペゼシュキヤーン氏は今月5日に行われたイラン大統領選挙の決選投票で、1600万票あまりを獲得し、第14代大統領に選ばれました。

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