イラン政府報道官、「核合意はイランや地域の利益に」
7月 14, 2016 20:31 Asia/Tokyo
イラン政府のノウバフト報道官が、「核合意は外国投資とイランの国外にある凍結資産の利用の機会を整えた」と述べました。
ノウバフト報道官は14日木曜、イルナー通信のインタビューで、「核合意の実施から半年が経過し、イランの石油制裁は解除され、イランが投資に向け、国際的な協力を行う機会を整えた」としました。
ノウバフト報道官は、「2016年1月から現在まで、イランへの外国直接投資の41の計画に34億1800万ドル以上が投じられた」とし、「核合意後、ヨーロッパ諸国をはじめとする各国の大統領、首相、国会議長がイランを訪問し、貿易や投資に関する協定に署名した」と語りました。
また、「外国の銀行は、イランの銀行との関係に向けて大きな歩みを進めるべきであり、イランもまた外国の銀行の投資に向けた下地を整えようとしている」と述べました。
さらに、アメリカとシオニスト政権イスラエルの核合意実行への反対について触れ、「核合意はウィンウィンの契約であり、国際世論はこの合意をイランや地域のためになると考えている」としました。