イラン企業が副作用の少ないがん治療薬の開発に成功
(last modified 2024-10-17T11:58:37+00:00 )
10月 17, 2024 20:58 Asia/Tokyo
  • イラン企業が副作用の少ないがん治療薬の開発に成功
    イラン企業が副作用の少ないがん治療薬の開発に成功

イランの知識ベース企業が、がん患者の予後を改善する新世代のがん治療薬を開発しました。

【ParsTodayイラン】この企業が開発に成功したのは、これまでイギリス企業が技術を独占していたバイオ医薬品の一種である抗体薬物複合体と呼ばれるものです。

抗体薬物複合体は、通常の化学療法とは異なり、腫瘍細胞のみを攻撃するため副作用が出にくいとされています。

開発企業のCEOを務めるアリー・アーガージャーニー氏によると、この治療薬は乳がんや消化器系のがんに効能があり、患者の予後を改善するほか、がん細胞をピンポイントで攻撃するため、投与量が少なくて済み、その分副作用も抑えられるということです。また、がん再発の予防効果もあるとしています。

アーガージャーニー氏によれば、この薬品が現在大量生産されており、海外製が3000ドル程度するのに対し、イラン製は200ドルと廉価であるのも特徴です。

 


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