イラン外相:「今回の交渉はより真剣かつ明確」
May 12, 2025 16:16 Asia/Tokyo
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イラン外相:「今回の交渉はより真剣かつ明確」
アラーグチー・イラン外相がアメリカとの第4回協議の結果について、「我々の見解では、濃縮継続は必須であり、妥協の余地はない」と語りました。
アラーグチー外相は11日日曜、イランと米国による第4回間接協議の後、今回の協議の結果について「今ラウンドは、これまでの3回の協議よりも真剣かつ明確なものだった。我々は一般的な雰囲気から幾分離れて枝葉末節的な領域に入ってきており、このような状況では交渉は困難になる」と述べています。
また「非常に有益な議論が行われ、双方は互いの立場をより深く理解できた。側面的な論争点はかなり解決され、両者の立場は幾分近づいてきた。一連の協議は前向きなものだったと評価できる」としました。
さらに、次回の協議については「次回の会合については合意に達したが、その日時と場所を発表するのはオマーン外相が担当している。私の見解では、1週間後の開催になると思われる」と語っています。
そして、技術的な問題に関して「我々の見解では、濃縮継続は必須の課題であり妥協の余地はない」と述べた。信頼構築のため、濃縮の量とレベルは制限できるが、濃縮そのものの完全停止は不可能だ。また、制裁解除は交渉の基盤の一つである」としました。
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