Xユーザーが2025カンヌ映画祭を批判「イランの印象を下げ、パレスチナ人の苦痛を全く語らなかった監督に賞を授与!」
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第78回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞したイランのジャファル・パナーヒー監督
2025年5月24日、フランス・カンヌで開催された第78回カンヌ国際映画祭の閉幕式で、イランのジャファル・パナーヒーが監督が映画『It Was Just An Accident』で最高賞パルムドールを受賞しました。
今年のカンヌ国際映画祭で、パナーヒー監督による反イラン的な政治捏造映画『It Was Just An Accident』がパルムドールを受賞したことは多くの反響を呼び起こしました。
【ParsTodayイラン】この記事では、ソーシャルネットワーク「X」の複数のユーザーの反応をいくつかご紹介します。
「なぜガザでの虐殺について沈黙しているのか?」
政治経済研究者のアブドルレザー・ダーヴァリー氏は「世界的な映画監督を自認するジャファル・パナーヒー監督は、あらゆる手段を尽くしてパルムドール授賞式で自国を貶めようとしたが、シオニスト政権イスラエルによるガザでの虐殺とジェノサイドについては一言も遺憾の意を表明しなかった。もし遺憾の意を示していたら、今回の受賞は決してなかっただろう」と書き込みました。
「一度痛い目に遭った同じ轍は踏まない」
バーバク・ガッファーリーと名乗る別のユーザーは「国際的な賞マフィア、特にフランスのマフィアを知らない人はほとんどいないだろう。イランの映画監督故キアロスタミー監督のこうした受賞写真以来、ペルシャ語のことわざに言う、人々がどれほど『蛇に噛まれてきた(一度痛い目に遭ったり騙されたりした)か』は、彼らの冷淡な反応からも明白だ。しかし、パナーヒー監督と彼のメッセージで重要なのは、彼の言葉を通して、イラン国民が反目しあっているという虚偽を世界に発信しようとしていることである」と述べています。
「パナーヒー監督はカンヌ映画祭の芸術的衰退の兆候となった」
サーマーネ・ナジャフィーと名乗る女性ユーザーも「カンヌ映画祭の優秀作品賞が『ジャファル・パナーヒー』に贈られたという事実は、この映画祭の評判が下がっていることを意味しており、このような受賞や最近の出来事の理由を分析する必要はそれほどない!」とコメントしました。
「カンヌ2025、歴史は繰り返す」
カーヴェ・ゴレイシーと名乗るユーザー、「カンヌ映画祭は常に、まさに政治的だった。著名なクルド人アーティスト、故ユルマズ・ギュネイ氏は、1982年に映画『Yol(トルコ語で'路'の意)』でカンヌ映画祭のパルムドールを受賞している。ギュネイ監督は獄中でこの作品の一部を制作し、獄中で脚本を書き、そこから監督を務めた。完成版は脱獄後に編集された」と綴っています。
「売国奴は恥を知れ」
女性ユーザーの1人、ターヘレ・ジャヴァーディ氏は批判的なコメントを発表し、「何かを売ろうとする輩は誰でも、それを買い手にとって良い、価値のある、魅力的な物件として売り込む。でも、売国奴は違う! 祖国を外国人に売ろうとする輩は、まず祖国を卑劣で価値がなく、欠陥だらけの国として売り込み、それから外国人に安値で売る…だから、祖国を売る者は永遠の恥を知るべきだ」と投稿しました。