イラン政府関係者、暴力との戦いを強調
(last modified Mon, 18 Jul 2016 10:50:41 GMT )
7月 18, 2016 19:50 Asia/Tokyo
  • イラン政府関係者、暴力との戦いを強調

イラン公益評議会戦略研究所のヴェラーヤティ所長が、暴力や過激派との闘争と開発目標の実現のために、アジア諸国が協力を拡大するよう求めました。

IRIB通信によりますと、ヴェラーヤティ所長は、18日月曜、シンガポールで開催されたアジアの移民問題に関する会合の開幕式で、「貧困、後進性、情勢不安、一極主義、過激主義は、人類社会の問題である」と語りました。

また、「アジア諸国の共通の問題により、地域の協力、恒久的な安全の実現、過激派やテロとの闘争、成長や開発目標の実現に向けた地域協力が必要になっている」と述べました。

さらに、イランの政策は、各国の法の支配を認め、その法的政府の選出における国民の票を尊重することだとし、「イランは全力で、地域におけるあらゆる暴力、過激主義、テロに対抗している」と述べました。

ヴェラーヤティ所長は、「イランは、テロや過激派の犠牲者として、それへの対策におけるアジア諸国のさらなる協力を求めている」としました。

また、「イランは、安全と安定とともに、経済的な多くの可能性を有し、アジア諸国の協力に適した土台を築くことができる」と強調しました。

アジアの移民問題に関する2日間の会合は、「南アジアの機会、協力による成長」をテーマに、一部の東アジア諸国、オーストラリア、インド、イギリスの政治・経済関係者が出席する中、シンガポールで開催されています。