イラン外務省、イスラエルによる攻撃で声明
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イラン外務省
13日にイスラエルがイラン本土を直接攻撃したことをうけ、イラン外務省が声明を発表しました。
【ParsTodayイラン】声明は以下の通りです。
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偉大なる同胞・イラン国民へ
イランは不当にも、犯罪政権による侵略を受けた。
シオニスト占領政権は今日(13日)未明、イランの領土・主権を侵害し、テヘランおよびその他各都市で民間の住宅地を含む複数箇所攻撃した。これにより、我が国の防衛を担う最も偉大かつ愛国的な同胞や原子力技術の科学者・技術者らが命を落とした。
イラン外務省は、シオニスト政権による許されざる犯罪で殉教したこれらの人々に、祝福と弔意を表明する。
シオニスト政権による攻撃は、国連憲章第2条および第4条に対する明白な違反であり、これに対するイランの報復は同51条にもとづき合法である。イラン軍・革命防衛隊は、すべての力と自ら判断する方法で、イランを守ることに躊躇しない。
国連は、侵略・平和の侵害・平和への脅威を予防することを自らの存在価値としており、イランはその創設にも関わっている。イランは、国連安保理に今回のシオニスト政権によるイラン攻撃によって生じた平和・安全保障の棄損に対抗する責任があることを強調し、安保理議長・理事国に速やかに措置を講じるよう求める。
また、国連事務総長に対しても、国連憲章にもとづく自らの役割を果たすよう求める。
そして、国連全加盟国、特に地域・イスラム諸国の政府、非同盟諸国、さらに世界平和を希求するすべての国に対して、今回の攻撃を非難し、世界の安全を脅かす無謀かつ危険きわまりないこの行動に対して連帯して速やかに行動を起こすよう求める。
今回の攻撃については、それがもたらすあらゆる結果・影響の責任をシオニスト政権およびその支援国が負うことになる。
このような攻撃はアメリカとの調整・許可なしにはあり得ない。したがって、シオニスト政権最大の支援国であるアメリカはその責任を負うことになる。