本日のトピック シリア情勢を巡るイラン、ロシア、トルコの協力
ロシアのボグダノフ・シリア担当大統領特別代表が、テヘランを訪問しています。
IRIBキャラミー解説員
イランとロシアは、シリア情勢に影響を及ぼす2つの重要な国です。両国は、シリア危機の当初から、常に、この問題に対して共通の見解を持ち、協議を行ってきました。この協議は、テヘランとモスクワで交互に行われています。
ボグダノフ特別代表のテヘランでの協議は、イランのザリーフ外務大臣のトルコ訪問の翌日に行われ、その点で重要であり、シリア危機の解決に向けた努力の一環として解釈されます。さらに、先週火曜、トルコとロシアの首脳がサンクトペテルブルクで会談し、シリア危機に関して話し合うと共に、この危機の政治的な解決を強調したことは、5年以上に及ぶこの危機を終結させるための新たな努力が始まっていることを示しています。
この1週間のシリアに関する政治情勢は、トルコ大統領のロシア訪問、イラン外相のトルコ訪問、そしてロシア特別代表のテヘラン訪問と共に、一部の成果を示しています。
シリア問題を巡るトルコの見解が、イランやロシアのそれと近づいたことで、イラン外相の提案による、テヘランでの3カ国の協議が実現しそうです。この3カ国による協力は、現在、それぞれの政府によって検討されており、シリア危機を解決するための3カ国の連合の結成に向けた努力が現実になろうとしています。
トルコの外交政策における変更により、地域情勢の展望は明るいものとなっています。このような動きは、地域に平和と安定を確立するための地域問題、特にシリア危機の解決に向けたイラン、ロシア、トルコの協力を推進するものです。
トルコのユルドゥルム首相は、トルコ政府は今後、対立の解消に向け、地域諸国とさらなる協力を行い、シリアを最優先に据えるとしました。この発言は、これまで以上に、シリア危機の解決に向けた、トルコ、イラン、ロシアの共同戦線結成の必要性を示しています。
イラン、ロシア、トルコのシリア危機に対する共通の見解と、対立の解消に向ける話し合いは、シリア危機の展望を明るいものにしているのです。