本日のトピック 最高指導者のイランオリンピック選手団へのメッセージ
(last modified Wed, 24 Aug 2016 10:51:16 GMT )
8月 24, 2016 19:51 Asia/Tokyo
  • 本日のトピック 最高指導者のイランオリンピック選手団へのメッセージ

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、メッセージの中で、リオデジャネイロオリンピックのメダリスト、選手、監督やコーチ陣など、すべての功労者を賞賛しました。

IRIBミールザーアーガーザーデ解説員

23日火曜に発表されたこのメッセージの中で、ハーメネイー師は、「メダルの獲得によってイラン国民に歓喜を与えた英雄たち、審判の誤った判定によって権利を奪われた勇者たち、メダルの獲得はな らずとも、努力することの価値を示した選手たち、イラン人女性の“装い”という栄誉を世界の人々に示し、完全なヘジャーブ・イスラム的装いに よって輝きを見せた勇敢な女子選手たち、そしてすべての監督、コーチ、関係者に対し、無事の帰国を喜ぶと共に、感謝を送りたい」としました。

リオデジャネイロオリンピックは、今月5日から21日まで開催されました。イラン選手団は、「イマームレザー選手団」と名づけられた63人の選手によって、この大会に出場しました。イランの選手が出場したのは、ボクシング、テコンドー、卓球、射撃、アーチェリー、柔道、陸上、自転車、フェンシング、水泳、ボート、レスリング、バレーボール、重量挙げです。イランは最終的に、金メダル3個、銀メダル1個、銅メダル4個の合計8個のメダルを獲得し、メダル獲得ランキングで25位となりました。メダルの内訳は、重量挙げで金メダル2個、レスリングのフリースタイルで金メダル1個、銀メダル1個、銅メダル1個、レスリングのグレコローマンスタイルで銅メダル2個、テコンドー女子で銅メダル1個となっています。

今回のオリンピックでは、女子テコンドーに出場したキーミヤー・アリーザーデ選手が、若干18歳にして、オリンピック史上初のイラン女子選手のメダリストとなりました。これにより、アリーザーデ選手の名は、イランのスポーツ史に刻まれることになりました。

レスリングのフリースタイルでも、イランは金メダル1個、銀メダル1個、銅メダル1個を獲得し、総合で2位でした。イランの選手団は、今回のオリンピックで、技術とメダル数の点で、ロンドンオリンピックに次ぐ好成績を収めました。ロンドンオリンピックでイランは17位でした。

リオデジャネイロオリンピックは、世界205カ国から1万人を超える選手が出場し、17日間に渡って熱い戦いが繰り広げられました。メダル獲得ランキングは、1位がアメリカ、2位がイギリス、3位が中国という結果でした。