イランは、ＷＴＯ非加盟国の中で最大の経済国

イラン貿易研究センターのラザヴィー所長が、「イランはＷＴＯ･世界貿易機関に加盟していない国の中で最大の経済国である」と語りました。

ＩＲＩＢ通信によりますと、ラザヴィー所長はイランに対する一部の国の制裁や圧力について、「特にアメリカがこの３０年間にわたりイランに行使してきた制裁や圧力にもかかわらず、イランはＷＴＯ非加盟国の中で最大の経済国となっている」と述べています。

また、「世界のグローバル化が進み、世界の多くの国がＷＴＯに加盟したことで、世界各国は通商面での関係を拡大する傾向にあり、新たな産業の成長と発展に向けて行動している」としました。

さらに、「イランも、制裁解除後の現状において、世界で台頭しようと努力している」と語っています。

ラザヴィー所長はまた、「世界経済は、危機脱出後に欧米諸国のような大国の経済は再び本来の良好な状態に戻ろうとする方向に向かっている。また、中国の工業製品は大変大きな成長を遂げており、この流れは他国にとって新たなチャンスを生み出す」と述べました。