イラン情報省、「技術の移転が、外国企業との協力の最優先」
9月 01, 2016 21:06 Asia/Tokyo
イランのヴァーエズィー通信情報技術大臣が、「情報技術分野での他国との協力は、この分野でのイラン国内への技術移転を優先にすることによってのみ、可能だ」と語りました。
イルナー通信が1日木曜、伝えたところによりますと、使節団を率いて韓国を訪問しているヴァーエズィー大臣は、1日、ソウルにある韓国大手通信業者KTの施設を視察し、情報通信産業の発展におけるイラン政府の政策を説明すると共に、「そのために莫大な資金が投入され、投資も良好に行われている」と語りました。
また、KTをはじめとする韓国企業によるイランの情報技術プロジェクトへの参入を歓迎し、「このような協力が肯定的な結果につながるのは、投資と共に、イランが国内の資源や技術を利用する一方で、国内に技術を移転する土台が整ったときだ」と強調しました。
さらに、1日、サムスン共同技術開発研究所を視察しました。
31日水曜には、韓国のチェ・ヤンヒ未来創造科学大臣との間で、協力合意覚書が調印されました。
ヴァーエズィー大臣は、31日、高等使節団を率い、ソウル入りしました。
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