イラン大統領が、「イラン恐怖症の失敗は核合意の最大の成果」
(last modified Thu, 11 Feb 2016 12:39:01 GMT )
2月 11, 2016 21:39 Asia/Tokyo
  • イラン大統領が、「イラン恐怖症の失敗は核合意の最大の成果」

イランのローハーニー大統領が、世界におけるイラン恐怖症拡散計画の失敗は、包括的共同行動計画の最大の成果だとしました。

ローハーニー大統領は10日水曜、イスラム革命勝利記念日に際して、テヘランにある外国機関の大使や代表と会談し、「世界の人々は核協議の後、イラン恐怖症は事実ではなく、イランの人々は平和主義の人々であることを悟った」としました。

また、イランが地域を支配しようとしているとする主張を否定し、「イランはどの国にも欲望の目を向けておらず、どの国の内政にも干渉してこなかったし、これからもそうである」としました。

ローハーニー大統領は、「イランの基本的な目的は、テロとの戦いと、地域全体の情勢不安の停止である」としました。

さらに、「イランは大規模な経済力と戦略上の地理的地位により、世界のすべての国との協力の用意がある」とし、「イランとの経済関係は、東と西をつなぐ最も安価な道として、世界の経済や貿易のためになる」と語りました。

ローハーニー大統領は、「イランの人々は37年前、独立、自由、国家主権のために、世界の大国の反対にもかかわらず、大革命を勝利させ、革命が勝利したまさにその日から、世界や近隣諸国との関係を絶えず求めてきたし、今もそうである」と述べました。

イランのザリーフ外務大臣も、この会談で、「イランは共通の問題に対抗するために、すべての地域諸国と協力する用意がある」としました。

ザリーフ外相はイランの政策は緊張緩和、世界のすべての国、とくに近隣諸国との関係の確立と強化であるとし、来年度が地域にとって発展と平和、安全を伴う年になるよう期待感を表しました。

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