イラン映画「セールスマン」がアカデミー賞外国語映画賞に出品
9月 19, 2016 15:57 Asia/Tokyo
イラン映画「セールスマン」がアカデミー外国語映画賞に出品されました。
ファーラービー映画財団は、イランのアスガル・ファルハーディー監督の映画「セールスマン」が、2017年のアカデミー外国語映画賞に出品されたことを明らかにしました・
今回の作品は、同じくイランのモハンマド・ホセイン・マフダヴィヤーン監督の映画「靄の中に立ちぬ」、レザー・ミールキャリミー監督の映画「少女」、レザー・ダルマシヤーン監督の「ラントウリー」、そしてアイダ・パナーハンデ監督の「ナーヒド」といった数ある作品の中から選ばれたものです。
なお、受賞式は来年の2月26日に行われます。
映画「セールスマン」はこれまでに、カンヌ国際映画祭で最優秀脚本賞及び最優秀男優賞(シャハーブ・ホセイニー)を、またミュンヘン国際映画際では最優秀作品賞、そしてアムステルダム映画祭では一般来場者の投票により最優秀映画賞を受賞しています。
この映画は、夫エマードと妻ラアナーの夫婦の生活を描いています。アーサー・ミラーの演劇「セールスマンの死」に出演中の若い夫婦がアパートを借りた後、いくつもの問題が降りかかってきます。
この作品には、イランの有名な俳優、シャハーブ・ホセイニーとタラーネ・アリードゥースティーが出演しています。
映画「セールスマン」は、ファルハーディー監督の7つめの作品であり、およそ2週間で約55億トマンの収益を挙げ、映画ファンの間で絶賛されています。
ファルハーディー監督は、2012年にも映画「別離」で、外国語映画賞を受賞しました。
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