アメリカ大統領府、「イランへの現金支払いを制限する法案に拒否権を行使」
9月 23, 2016 19:26 Asia/Tokyo
アメリカ・ホワイトハウスが、アメリカ議会のイランへの現金の支払いを制限する法案採択を非論理的だとして、これに対して大統領は拒否権を行使するとしました。
メフル通信によりますと、アメリカ・ホワイトハウスは22日木曜、これに関するアメリカの下院の採択に反応し、声明の中で、アメリカ政府はこの非論理的な法案に強く反対するとしました。
ホワイトハウスの声明によりますと、この法案に対して、オバマ大統領は拒否権を行使するとしました。
アメリカ下院は共和党が実権を握っており、最近のイランに反対する措置の中で、アメリカ政府がイランに現金を支払うのを制限し、アメリカ政府は今後イランと清算を行う前に、このことを議会に通知することを義務とする法案を、22日木曜に採択しました。
この法案は、賛成254、反対163により、アメリカ下院で可決されました。
この法案は共和党の大きな支持を得ており、この採択は、オバマ政権が数十年前の軍事協定に関する清算を行うため、イランに17億ドルを支払うのを妨害する目的で行われました。
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