アルジェリアがイランの産油量の増加を支持
9月 27, 2016 15:28 Asia/Tokyo
アルジェリアで27日に開催予定のOPEC・石油輸出国機構の非公式会議を前に、アルジェリアのブテルファ・エネルギー大臣が、イランの産油量の増加を支持しました。
中国・新華社通信によりますと、ブテルファ大臣は、アルジェリアでの国際エネルギーフォーラム、そしてOPECとそのほかの産油国による非公式会議の開催を前に記者会見を行い、イランは、制裁行使前の日量400万バレルの産油水準を回復できることを望んでいる。この問題は、技術的、経済的、政治的にも理解できるものだ」と語りました。
ブテルファ大臣はまた、イランとサウジアラビアは、少なくとも、石油市場における利益に関して対立していない。サウジは、産油国に対し、生産を1月の水準に維持するという良好な提案を提示している」と述べました。
産油国は、今年1月の時点で日量1010万バレルの石油を生産していましたが、現在、この数字は1050万バレルに増加しています。
OPEC加盟国はこれまでに、石油市場を回復することについて合意に達していません。
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