預言者ムハンマドの芸術的表現(13)
(last modified Thu, 29 Sep 2016 08:00:07 GMT )
9月 29, 2016 17:00 Asia/Tokyo
  • 預言者ムハンマドの芸術的表現(13)

マジード・マジディ監督の映画「預言者ムハンマド」は、イランの映画館で上映され、人々の歓迎を受けました。

預言者ムハンマドの子供時代を描いたこの作品は、多くの観客を魅了することに成功しました。この映画が国際映画祭で初めて公開されたのは、モントリオール国際映画祭のオープニング作品としてでした。その後、この映画について、メディア上で多くの肯定的なコメントが行われ、賞賛されました。

フランス語版のハフィントンポストやロイター通信、フランス24テレビ、イギリスの新聞ガーディアンなどのメディアは、この映画「預言者ムハンマド」について報じています。

ガーディアンの評論家は、この映画に星4つをつけ、ムスタファ・アッカド監督の預言者ムハンマドに関する作品と比較しました、こうした中、この評論家は、マジディ監督の「預言者ムハンマド」をより宗教的な作品であるとして、イスラムの歴史についてほとんど知らない人の期待にもかなう作品だとしました。この評論家はまた、この映画の壮大な舞台装置について欠点が全くもみられないとして、「マジディ監督の作品は詩的であり、また誠実で、啓蒙主義的だ」と記しました。

映画「預言者ムハンマド」のサイトは、アメリカン・フィルム・インスティテュートで、この映画の制作に参加した著名な映画監督ヴィットリオ・ストラーロ氏により、アメリカの映画関係者向けにこの作品のプライベート上映会が行われ、歓迎を受けた、と発表しました。コッポラ監督など、著名な人物も数多くこの上映会に参加し、この作品を絶賛していました。

レバノンのフランス語新聞l'orient le jourも、次のように記しています。

「マジディ監督の映画『預言者ムハンマド』は、西側メディアにおける暴力的なイスラムの表現を終わらせるものだ。この数年間は、イスラムや預言者ムハンマドに関して、現実とは大いに異なる否定的で暴力的なイメージが提示されていた。」

ハフィントンポストのフランス語版も、次のように述べています。

「このロマンチックな映画は、歴史映画であり、預言者ムハンマドの子供時代を壮大に描いている。この3時間の映画は、宗教的な伝説を扱った映画を思い起こさせるもので、すべての人々が好印象を持ったとしている」

 

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