イラン経済財政相、アメリカに核合意の取り決めを履行させるようヨーロッパに要請

イランのタイエブニヤー経済財政大臣が、ヨーロッパに対し、アメリカに核合意の取り決めの履行に注目させるよう求めました。

ＩＲＩＢ通信によりますと、世界銀行とＩＭＦ国際通貨基金の会議に参加するため、アメリカ･ワシントンを訪問したタイエブニヤー大臣は、「今回の会議やヨーロッパの政府高官との会談において、イランが核合意の取り決めのすべてを実行しており、西側も、その取り決めを履行すべきであることを示す」と語りました。

また、「以前、テヘランで一部の国の関係者と行った会談において、彼らは核合意の履行における最大の障害はアメリカであると明言している」としました。

タイエブニヤー大臣はさらに、イランがヨーロッパ諸国など関係国に求めるのは、イランに対する取り決めが完全に実行されるよう、その影響力を利用することだ」と述べました。