イラン、ロシア、シリアがテロ対策で協力
イランのザリーフ外務大臣が、シリアや地域のテロ対策に向けた国際的、地域的な協力を求めました。
IRIB通信によりますと、イランのザリーフ、ロシアのラブロフ、シリアのムアッリム外務大臣による三者協議は28日金曜、モスクワで、テロ対策の継続とそのアプローチの設定における三か国の連帯を強調することで開催されました。
ザリーフ大臣はこの会議の終了後、ラブロフ、ムアッリム両大臣との共同記者会見で、「テロの危険性はシリアや地域に向けられているだけでなく、全世界を脅威にさらしている」とし、「ロシア、シリア、イランは、テロ対策と人権の原則の維持に向け努力を増す」としました。
また、(「イラン、ロシア、シリアはシリア問題の解決に関して協力している」とし、)「世界のすべての国は、テロは誰の利益にもならず、その対策には国際的な協力が必要だということを受け入れるべきだ」と述べました。
さらに、「テロは政治的な目的を実現するための手段ではない」と強調し、「シリア政府の政治的独立とシリア人の意見の尊重、シリア人による最終的な決定の受け入れは、彼らの将来を決定するためのものだ」と述べました。
ラブロフ大臣もこの会見で、シリアでの断固としたテロ対策の継続の必要性を強調し、「シリアの戦争は政治的、外交的アプローチによって検討されるべきだ」としました。
さらに、「シリアの人々の経済、社会の状況を悪化させているのは、テロリストだけでなく、シリアに一方的な制裁を行使している人々だ」としました。
また、「ロシアとイランはシリアの領土保全と独立を求めている」としました。
ムアッリム大臣もこの会見で、アメリカを非難し、「アメリカの政策は、過激なテロリストの支持国への貢献に基づいている」と述べました。
また、ロシアとのアレッポ停戦合意におけるアメリカの取り決め不履行について触れ、「アメリカへの信頼は幻想だ」としました。
さらに、「アメリカが主導する国際連合は、ISIS対策を追求しておらず、シリアの経済インフラを標的にしている」としました。
また、テロ対策でシリアを支援していることに関してイランに感謝の意を表し、「シリアにおいてロシアとイランの誠実さに関して疑いはない」としました。