イラン外務省、「サウジアラビアは、人権理事会の理事国入りにより、犯罪の報奨を受け取っている」
(last modified Mon, 31 Oct 2016 10:03:33 GMT )
10月 31, 2016 19:03 Asia/Tokyo
  • イラン外務省、「サウジアラビアは、人権理事会の理事国入りにより、犯罪の報奨を受け取っている」

イラン外務省のガーセミー報道官が、「サウジアラビア政府は、イエメンで恐ろしい犯罪を行いながら、国連人権理事会の理事国入りによってその犯罪の報奨まで受け取っている」と強調しました。

IRIB通信によりますと、ガーセミー報道官は、イランがイエメンにミサイルや武器を移送しているとするアメリカのケヴィン・ドネガン海軍中将の主張に対し、このように語りました。

ガーセミー報道官はさらに、アメリカのイランに対する偽りの主張は、民主的な機関や人類社会の目覚めた良心による抗議、多くの批判にもかかわらず、武器の生産業者、好戦的な人々、殺害によって利益を得る人々が、サウジアラビアへの武器の移送や売却を続けている中で行われたとしました。

また、「アメリカの多くの武器、爆弾、ミサイルが、サウジアラビア連合軍によって、毎日のように、イエメンの学校、病院、住宅の罪のない民間人に対して使用されている。このような行動は、戦争犯罪と呼ぶ以外にはない」と語りました。

ガーセミー報道官は、ここ数日、世界の人々は、サウジアラビアによるイエメンの人々への空爆の拡大を目にしているとし、「サウジアラビア政府は、一部の大国の支援を受けて恐ろしい犯罪を続けており、それ以上に残念なのは、サウジアラビアが殺人の報いとして、国連人権理事会の理事国入りへの支持を受けている。この悲劇は、人類史における汚点として永遠に刻まれるだろう」と語りました。