「イランの行進はアメリカのイラン支配への希望を失わせた」
11月 04, 2016 19:37 Asia/Tokyo
4日に行われたテヘラン金曜礼拝で、モヴァッヘディケルマーニー師が説教を行い、「世界の覇権主義との闘争の日のイラン国民の盛大な行進は、アメリカのイラン支配への希望を失わせた」と語りました。
モヴァッヘディケルマーニー師は、イラン暦アーバーン月13日の世界の覇権主義との闘争の日は、イラン国民がアメリカに反対する日だとし、「イラン国民のアメリカへの反対は、宗教的な側面と道徳的な側面を持っている」と語りました。
さらに、「アメリカの影響力に警戒すべきだ。アメリカ政府はイラン国民への敵対を明らかに示しており、人間的な関係を守っていない」と警告しました。
また、核合意はアメリカが嘘つきで約束を守らないことを証明したと強調し、「アメリカとの協議は問題を解決しない」と語りました。
モヴァッヘディケルマーニー師は、最高指導者が、教科書でアメリカの犯罪が取り上げられていないことを批判したことに触れ、「核合意が実を結ばなかったとしても、アメリカが嘘をつきであること、約束を破ることが分かっただけでも重要だ」と語りました。
さらに、アメリカがイランへの影響力を復活させないよう警戒すべきであり、この敵対を一瞬たりとも忘れるべきではないとし、「世界の人々もアメリカの犯罪を忘れない。アメリカは一瞬でも、シオニスト政権イスラエルへの支持をやめたことはない」と強調しました。
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