イラン公益評議会・戦略センター所長、テロ対策におけるヨーロッパの役割の必要性を強調
(last modified Wed, 09 Nov 2016 09:28:49 GMT )
11月 09, 2016 18:28 Asia/Tokyo
  • イラン公益評議会・戦略センター所長、テロ対策におけるヨーロッパの役割の必要性を強調

イラン公益評議会・戦略センターのヴェラーヤティ所長が、地域における効果的なテロ対策において積極的な役割を果たすよう、ヨーロッパ諸国に求めました。

イルナー通信によりますと、ヴェラーヤティ所長は8日火曜、デンマークの外務次官とテヘランで会談し、「今日、地域の人々に対する戦争を行っているテロリストは、ヨーロッパ諸国の国籍を持っており、将来、これらの国に補填不可能な損害をもたらす」と語りました。

ヴェラーヤティ所長はまた、「地域のテロ組織や過激派による危機解決や、彼らに対する武器支援や資金援助を未然に防ぐよう、独立した、効果的な役割を果たすことは、ヨーロッパ諸国にとっての利益だ」と強調しました。

さらに、イランはシリア危機の開始から、政治的な解決を基本的な政策としてきたと強調し、「イランは地域の平和と安定の確立に向けて、いかなる支援も惜しむことはない」と述べました。

デンマークの外務次官も、イランとの2国間、地域、国際での協力の拡大に向けた用意を示し、地域の危機の解決策を見出す必要性を強調しました。