イラン原子力庁報道官、「イランは核合意の取り決めを履行している」
11月 18, 2016 17:45 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のキャマールヴァンディ報道官が、「イランは、核合意に基づいて重水の備蓄に関する取り決めを守っている」と強調しました。
キャマールヴァンディ報道官は、17日木曜、イランの重水の備蓄が許容量を超えているとしたIAEA国際原子力機関の天野事務局長の主張に対し、「核合意に従い、我々は130トンの重水の余剰量を国際市場に供給しなければならなかったが、これまでに70トンを売却した」と語りました。
キャマールヴァンディ報道官は、IRIB通信のインタビューで、「重要なのは、我々が130トン以上の重水を国際市場に供給することであり、これは核合意によって我々が行うべき事柄となっている。核合意が続く限り、この取り決めを守るつもりだ」と語りました。
さらに、イランは核合意や追加議定書などの取り決めを完全に守っているとした天野事務局長の強調を、IAEAの今回の報告の重要な点として挙げました。
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