イラン石油相、「OPECの合意を遵守している」
11月 30, 2016 20:11 Asia/Tokyo
イランのザンゲネ石油大臣が、「イランは石油の増産に関する、OPEC石油輸出国機構のアルジェリアの会合での合意を守っている」と語りました。
ザンゲネ大臣はオーストリア・ウィーンで記者団を前に、「イランは石油生産を、9月のアルジェリアでのOPECの会合で合意されたレベルに維持することになるだろう」としました。
アルジェリアのOPEC緊急会合で、イランは石油の生産枠を日量およそ410万バレルまで引き上げることに合意しました。
ザンゲネ大臣はアルジェリアの会合の傍ら、「イランは制裁後、OPEC全体の生産枠の13%の割り当てを取り戻すつもりだ」と強調していました。
OPECの定例会合は30日水曜、ウィーンで開催されます。
この会合の目的は、OPECの現在の生産量を日量100万バレル削減することとなっています。
OPEC加盟国は現在、日量3360万バレルの石油を生産しています。
一方で、サウジアラビアのファリハ石油大臣は、ウィーンのOPECの定例会合の成功を疑問視しています。
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