イラン原子力庁長官が、制裁の延長に関して米エネルギー長官に抗議
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イラン原子力庁のサーレヒー長官が、アメリカのモニツ・エネルギー長官との会談において、アメリカ議会での対イラン制裁の延長に関して同長官に抗議しました。
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12月 05, 2016 16:58 Asia/Tokyo
  • イラン原子力庁長官が、制裁の延長に関して米エネルギー長官に抗議

イラン原子力庁のサーレヒー長官が、アメリカのモニツ・エネルギー長官との会談において、アメリカ議会での対イラン制裁の延長に関して同長官に抗議しました。

イルナー通信によりますと、サーレヒー長官とモニツ長官は、4日日曜夕方、オーストリア・ウィーンでの原子力安全国際会議の会場において、会談しました。

サーレヒー長官はこの会談において、IAEAにも認められたように、イランが核合意の取り決めを完全に履行したとし、アメリカに対し、対イラン制裁延長の実施を阻止するなど、核合意の取り決めの遵守を求めました。

サーレヒー長官はまた、「イランには、アメリカ議会の行動に対する必要なあらゆる対応をとる権利がある」と警告しました。

一方のモニツ長官も、「イランの抗議をアメリカのオバマ大統領に伝える」とし、「アメリカ政府は核合意を遵守しており、オバマ大統領は、その権限の行使により、核合意に基づき実行すべきではない対イラン制裁のあらゆる部分の実行を未然に阻止するだろう」と語りました。