12月 10, 2016 17:50 Asia/Tokyo
  • 次期国連事務総長、イランの地域・世界における重要な役割を強調

次期国連事務総長のグテーレス氏が、国際社会、特に中東地域におけるイランの重要な役割を強調しました。

イルナー通信によりますと、グテーレス氏はイランのホシュルー国連大使と会談し、イランの難民保護政策を評価するとともに、国連事務総長としての重要な目標とは、危機を解決し、人々の苦しみを緩和しようと努力することだと語りました。

グテーレス氏は来年から国連事務総長として業務を開始することが決まっています。

ホシュルー国連大使もこの会談で、地域の危機の根源は暴力と過激主義の継続だとしました。

また、「イランは地域における平和と安定の拡大に関して、国連と協力する中でいかなる努力も惜しむことはない」と述べました。

さらに、最近のアメリカ議会でのイラン制裁法の10年延長案可決は核合意におけるアメリカの取り決め違反であるとして、「核合意は国連安保理常任理事国との詰めの協議による結果であり、関係国すべてだけでなく、国連加盟国すべてがそれを守るべきだ」と語りました。

ホシュルー大使はグテーレス氏に対して、核合意の関係国すべてに取り決めを守らせるよう求めました。

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