イラン大統領、シリア国民への支援におけるイランとロシアの協力を強調

イランとロシアの大統領が、電話会談で、シリア国民への支援の必要性を強調しました。

ローハーニー大統領は、19日月曜夜のこの電話会談で、テロリストの攻撃を受けているシリア国民の状況に対する西側の無関心を批判し、イランとロシアの協力の強化、シリア国民への食品や医薬品の支援の継続、他国へのこうした支援の呼びかけを必須事項として挙げました。

また、モスクワで行われたイラン、トルコ、ロシアの外相会議を歓迎し、「この会議は、シリア国民への支援における3カ国のさらなる調整を促すことになりうる」と語りました。

一方のプーチン大統領もこの電話会談で、シリア・アレッポのテロリストの掃討は成功裏に終わったとし、この問題に関するイランとロシアの協力の継続を強調しました。

さらに、現在の状況ではシリア国民への人道支援が不可欠だとし、「イランやロシアをはじめとする国際社会の現状における責務は、シリア国民を保護し、彼らへの支援を継続することだ」と述べました。