国連で「砂塵対策」に関するイランの決議案が採択
12月 22, 2016 18:14 Asia/Tokyo
国連総会で、「砂塵対策」に関するイランの決議案が全会一致で採択されました。
IRIB通信によりますと、この決議により、国連は各国に対し、砂塵対策における管理能力の向上と真剣な協力を義務付けることになりました。
また、来年テヘランで、砂塵対策に関する国連の特別会合が開催されることになっています。
これは、砂塵対策に関する国連レベルでの初めての真剣な措置となり、この分野におけるイランと他国の協力の土台を整えるものとなります。
国連総会の決議により、国連も、砂塵対策においてイランと協力を行うことが義務付けられます。
イランのホシュルー国連大使は、「砂塵対策に関するイランの決議案が国連総会で採択されたことにより、砂塵問題が国際問題として扱われることになった」と語りました。
イランの多くの地域、特に南部と南西部は、砂塵の問題を抱えており、その大部分は近隣諸国に起因しています。