イラン大統領、イランとカザフスタンの協力拡大を強調
12月 22, 2016 21:01 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領が、カザフスタンは中央アジアの重要なイスラム国家であり、イランにとって、カスピ海を挟んだ友好的な隣国だとしました。
ローハーニー大統領は、22日木曜、イランとカザフスタンの関係者の間で5つの協力文書が調印された後、アスタナで記者団に対し、「アジアの重要な2つのイスラム国であるイランとカザフスタンの共通の活動と緊密な経済関係は、両国や地域の利益になりうるものだ」と語りました。
また、「イランとカザフスタンは、地域問題、特に地域や全ての国を脅かす可能性のあるテロとの戦いに関して協議を行い、この分野の協力を継続、拡大することで合意した」と述べました。
さらに、イラクとシリアの人々の状況は、地域諸国の懸念を呼んでいるとし、「イスラム世界の国々は、この問題を解決し、地域の安定や安全を回復させるために支援を行うべきだ」と述べました。
一方のナザルバエフ大統領も、「トランジットの拡大や鉄道の敷設は、イランとカザフスタンの関係を拡大するだけでなく、地域の協力に向けた重要な要素になっている」と述べました。
ローハーニー大統領は、アルメニア訪問後、21日水曜夜、アスタナに入りました。
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