イラン大統領、「国境の改変に反対する」
イランのローハーニー大統領が、今日ほとんどの国が、地域の安定と治安におけるイランの影響力ある役割を認めていると語りました。
IRIB通信によりますと、ローハーニー大統領は1日日曜夜、テレビの生放送インタビューで、政治、経済、文化などさまざまな分野における政府の措置を報告するとともに、地域・国際面での最も重要な問題について語りました。
地域における治安と安定の確立の必要性の強調、テロ対策の重要性、この問題に関するシリアやイラクへの、イランの支援の継続、地域の国境を変えることへのイランの反対が、ローハーニー大統領の演説の最も重要な点となっていました。
ローハーニー大統領はまた、イランが地域で追い求める第一の目的とは、地域の治安と安定だとして、「地域諸国が発展するためには、地域の治安と安定以外に道はない」と語りました。
さらに、「テロは地域全体と世界にとっての大きな危機である」としました。
ローハーニー大統領は、地域でのイランの第2の目的はテロ対策だとし、「イランはテロ対策において、イラクやシリアをはじめとする助けを求める国を支援する」としました。
また、地域における地理的な国境を変更しないことは、イランの目的のひとつだとして、一部の国はシリア、イラク、イエメンを分割しようとしているが、イランは基本的に地理的な国境の改変には反対であり、問題解決のために、抵抗と外交を強調しているとしました。
さらに、テレビのインタビューでシリア危機を解決するためのイランの外交活動について触れ、「イランはテロへの抵抗において、シリアの政府と軍を支援する」と語りました。
ローハーニー大統領は、シリア危機の解決のためのイランとロシア、トルコの3カ国の関係に触れ、「3カ国はシリア危機の解決に向けた良好な歩みを進めており、カザフスタン・アスタナの会合では、地域における外交が成功するよう期待している」と述べました。
また、シリアにおける停戦確立の努力はイランには関係がないという一部の主張に反応し、イランはテロ対策と、シリア危機の解決に向けた外交活動において、大変重要な役割を果たしているとしました。
さらに、2017年の新年に発生したトルコ・イスタンブールでのテロに触れ、「防衛手段を持たない人々の殺害は、非難されるべきであり、テロは誰に対しても無慈悲で、このウイルスへの対策を採らなければ、全体が感染することになる」と語りました。