ナノテクノロジー論文で、イランは第6位
1月 09, 2017 18:28 Asia/Tokyo
イラン大統領府傘下のナノテクノロジー開発本部が、2016年のナノテクノロジー関連の論文の発表において、イランは世界の上位20か国中、第6位であることを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、2016年12月末までにナノテクノロジーに関する13万7500本の論文が発表され、これはWeb of Scienceのデータベースにおさめられている論文の9.5%に相当します。これに関し、イランはおよそ0.8%増加し、日本を抜いて第6位となりました。
ナノテクノロジーに関する論文の発表は、多い順に、中国、アメリカ、インド、韓国、ドイツとなっています。
こうした中、ラーズィワクチン・血清製造研究所のコフラーム所長は、8日日曜、「イランはワクチン製造において世界の上位10カ国に入っている」と述べました。
コフラーム所長は、イランの周辺国は人間のためのワクチンを製造する知識がない、とし、「ラーズィ研究所は92年の歴史を有し、中東で唯一、人間や家畜、鳥類のためのワクチンを製造している」としました。
また、「イスラム諸国の中でも、トルコ、マレーシア、パキスタンといった国は、ワクチン製造において多くの発展を遂げているが、家畜用のワクチンのみであり、人間や鳥のためのワクチン製造には成功していない」と語りました。
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