イラン大統領、「ラフサンジャーニー師は、革命のなくてはならない存在」
1月 09, 2017 20:51 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領が、ラフサンジャーニー師をイスラム革命時代のなくてはならない人物だったとしました。
ローハーニー大統領は、9日月曜、テヘランで行われたラフサンジャーニー師の追悼式で、記者団に対し、「イスラム蜂起の時代から革命勝利までの間、この偉大な人物は基本的で困難な問題を背負っていた」と語りました。
さらに、「ラフサンジャーニー師は、革命の全ての局面、イランイラク戦争後の復興の時代において、類稀な勇敢さを示した。決してその場から脇にそれることなく、困難によってその道を離れることはなかった」と語りました。
また、「ラフサンジャーニー師は、その人生の最後の瞬間まで、最高指導者の友人であり、イラン国民とイスラム革命の名誉のために大きな希望を有していた」としました。
一方、イランのラーリージャーニー国会議長は、ラフサンジャーニー師の死去に哀悼の意を表し、「その名はイスラム革命の名と共にあったし、今もそうである」と述べました。
また、ラフサンジャーニー師は革命に対する様々なグループの陰謀を退ける上で決然とした対応をとった、とし、「彼は、イラン国民を守り、モナーフェギンとの闘争において基本的な役割を果たしたことで知られていた」としました。
ラフサンジャーニー師は、8日日曜夜、心臓発作のため、テヘラン北部のタジュリーシュ・ショハダー病院で死去しました。