1月 11, 2017 17:43 Asia/Tokyo
  • イラン国連大使、「暴力阻止に向けた国連の計画は実現されていない」

イランのホシュルー国連大使が、世界における暴力は、外国系のテロ組織や組織的な犯罪といった形で増加しているとしました。

IRIB通信によりますと、ホシュルー国連大使は、『紛争の阻止と恒久平和」と題する国連安保理の会議で、各国間の戦争の勃発の未然の阻止や、世界での暴力の減少に関する国連の計画は実現されていない」と語りました。

また、「国連は、テロや過激派、外国系テロリスト、国際レベルの組織的犯罪に対処するための計画は一切もっていない」としました。

ホシュルー大使はさらに、「パレスチナにおけるシオニスト政権イスラエルの占領行為、2003年のアメリカのイラク攻撃、シリアやイエメンへの外国勢力の干渉、これらは、侵略の明らかな例であり、この流れの継続により、世界の平和の見通しは、暗いものとなっている」と強調しました。

ホシュルー大使はまた、「世界における過激主義、タクフィール主義、外国人排除の拡大は、暴力主義の根源の1つである」とし、国連とその新事務総長は政治的な意思や勇気をもって、これらの問題に対処し、恒久平和の樹立のため平和維持部隊を動員すべきだ」としました。

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