IAEA事務局長、「イランは核合意の取り決めを履行した」
1月 18, 2017 19:17 Asia/Tokyo
IAEA・国際原子力機関の天野事務局長が、再度、イランは核合意の取り決めを履行したことを強調しました。
イルナー通信によりますと、天野事務局長は17日火曜、オーストリア・ウィーンで行われた国連システム学術評議会で、「昨年、定期的にIAEA理事会に提示した報告書は、イランが、自国に対する取り決めを履行したことを示している」と語りました。
天野事務局長は今月16日月曜、イランの核計画に関する国際的な重要な合意である、イランと6ヶ国による核合意の実施1周年に際し、声明の中で、イランは自国の取り決めに従い、定められた期日に遠心分離機など余分なインフラを撤去した」と述べました。
こうした中、アメリカのトランプ次期大統領は、核合意に関して軽率な表明を行っている一方、ヨーロッパ諸国の政府関係者は、核合意実施1周年に際し、トランプ氏の表明に反応を示し、トランプ氏に大きな「ノー」と突きつけ、核合意への支持を発表しています。
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