イラン外相、「シリア危機の軍事的解決はない」
1月 19, 2017 17:08 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外務大臣が、「すべての人はシリア問題は武力で解決されないことを理解すべきだ」と述べました。
ザリーフ大臣は18日水曜、スイス・ダボスでの世界経済フォーラム年次総会で、シリア問題について話し合うカザフスタンでの会議について触れ、「全ての国は、これに関する対立を控えて、流血を終わらせ、シリア人同士の対話などその他の問題を推進するために努力すべきだ」と述べました。
また、「イランは地域の安定と平穏を求めている」と強調し、「イラン、ロシア、トルコがシリアの悲劇を終わらせるため集結したものは、テロリズムが国境を越え、過激派を支持することで一定期間でも利益を得る者はいないという事実である」としました。
さらに、「イランはEU、西アジア、日本、韓国との関係拡大に関心があり、中国とも多方面で協力を行っている」と強調しました。
ザリーフ大臣はまた、マレーシアのクアラルンプールでのOICイスラム協力機構の外相会合への参加について、「ミャンマーのイスラム教徒・ロヒンギャ族の遺憾な状況に関する話し合いが、この訪問の重要な目的だ」としました。
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