イラン大統領、「選挙参加は重要」

イランのローハーニー大統領が、選挙へのイラン国民の参加を重要かつ必須だとしました。

IRIB通信によりますと、ローハーニー大統領は24日水曜、閣僚会議で、イラン国民に対し、再度、選挙に大々的に参加することで、国の民主制、国力、社会的資本を増し、イスラム的な連帯と道徳を示すよう求めました。

さらに、「イラン国民は次の試練においても、必ず、常に国家の理想において誇り高くあった過去同様、栄光を受けるだろう」と述べました。

イラン大統領は、「選挙への人々の参加は、国家主権、独立、民主体制を示すものであり、この中で人々が投票に参加すればするほど自らの将来を決定するための人々の努力を示すことになるだろう」としました。

ローハーニー大統領は、「現在、地域情勢は、多くのイラン国民の投票参加を必要としている。なぜなら地域の安定に向け、すべての人の期待がイランに注がれているからだ」とし、「イランの安定を維持するだけでなく、地域の安定に向けても重要な歩みを進めるべきだ」と述べました。

さらに、「最高指導者はすべての有権者が投票に参加するよう勧告したとし、彼は選挙のすべての段階を国民の権利と見なしている」とし、「内務省、選挙本部、イラン全国の行政部は、人々の票を彼らの権利、そして預かり物として完全に監視し、選挙を健全かつ安全に実施すべきだ」と述べました。

第10期イラン議会選挙と第5期専門家会議選挙は26日金曜、同時に実施されます。