イスラム革命防衛隊総司令官、「アメリカは脅迫の無意味さを知るべき」
2月 08, 2017 19:49 Asia/Tokyo
イランイスラム革命防衛隊のジャアファリ総司令官が、「敵、特にアメリカはここ数年、明らかにイランの力を認めている」と述べています。
ファールス通信によりますと、ジャアファリ総司令官は、8日水曜、イラン西部のハメダーンでの式典で、「一部のアメリカのアナリストが新大統領に、アメリカは超大国という理念を忘れるべきだと勧告した」と語りました。
さらに、「敵、外国はイランのイスラム革命の偉大さを認めている」としました。
イスラム革命防衛隊のサラーミー副総司令官も、テレビのインタビューで、「政治や地政学の分野でのアメリカの力が衰退していることで、この国は戦略的なイスラム世界を代理戦争に向かわせている」と述べました。
さらに、「テロ組織ISISの出現は、アメリカと一部の地域諸国、シオニスト政権イスラエル、イギリスの政策の結果だ」としました。
また、イランに対する軍事攻撃の選択が存在するというアメリカの関係者の発言が繰り返されていることについて、「アメリカはイランの力を理解しており、彼らはこうした力と衝突すれば、地域での自国の利益にどれほど危険な結果が及ぶかを知っている」としました。
サラーミー副総司令官は、「イランの防衛、抑止力の拡大停止に向けたアメリカの努力は継続されているが、イランは敵の脅迫や意志に屈しない」としました。