2月 18, 2017 19:40 Asia/Tokyo
  • イラン、「シリア危機の早急の解決を希望」

イラン外務省のジャーベリーアンサーリー・アラブアフリカ担当次官が、「イラン、ロシア、トルコの真剣な意志によるシリア和平協議が、一刻も早くシリア危機の解決につながるよう希望する」と語りました。

カザフスタンの首都アスタナでのシリア和平交渉で、イラン代表団の団長を務めるジャーベリーアンサーリー次官は18日土曜、記者団に対し、「アスタナでのシリア和平交渉は目に見えて進展しており、イランやトルコ、ロシアとともに、シリアの多数の武装グループや政府側代表団がこの会議に参加した」と述べています。

また、シリア危機の解決には長期間を要するとし、「イランはシリア危機の当初から、この危機の解決法は政治的な方法以外になく、シリア人同士の合意を成立させるべきだと考えていた」としました。

さらに、「特にイラン、トルコ、ロシアの3カ国をはじめとする関係勢力の間での共通の理解により、アスタナ協議という枠組みでのシリア危機の根本的、かつ効果的な解決の道が開かれ、シリア国民が最大の被害を受けたこの人道上の危機が収束するべきだ」と語っています。

ジャーベリーアンサーリー次官はまた、「イラン代表団は、シリアでの平和と安定の実現に全力をつくしてきた」と述べました。

シリア危機の解決策を話し合うアスタナ会合は、2日間に渡りカザフスタンの首都アスタナで開催されました。

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