駐テヘラン・パレスチナ大使、「アメリカは中立的な仲介ではない」
2月 22, 2017 19:47 Asia/Tokyo
テヘラン駐在のパレスチナ大使が、シオニスト政権イスラエルに対するアメリカの支援を批判し、「アメリカ政府は、パレスチナ問題において中立的な仲介にはなりえない」と語りました。
駐テヘラン・パレスチナ大使は、パレスチナのインティファーダを支援する国際会議の傍らで、ファールス通信のインタビューに応じ、シオニスト政権の入植地建設を非難した国連安保理決議を、この政権が守っていないことを非難し、「アメリカは、シオニスト政権を支援することで、この地域の情勢不安と戦争の継続を煽っている」と語りました。
また、「アメリカは、シオニスト政権の最大の支援者、育成者として、パレスチナ人の闘争に対抗している」と強調しました。
さらに、パレスチナのインティファーダを支援する国際会議が成功裏に開催されていることについて、イランに感謝を述べ、「現在のこの会議の開催は、パレスチナ人として、イスラム教徒として、どのように団結すべきかを思い起こす」と語りました。
パレスチナのインティファーダを支援する第6回国際会議は、21日火曜朝、ハーメネイー師の演説により、世界80カ国の政界の要人が出席する中、テヘランで開幕しました。