2月 27, 2016 22:17 Asia/Tokyo
  • IAEAがイランの核合意遵守を確認

IAEA国際原子力機関が、イランの核合意の遵守を確認しました。

フランス通信によりますと、IAEAは26日金曜、核合意実施後初めての報告で、「イランは包括的共同行動計画の実施において、核合意に沿って行動している」としました。

IAEAの報告では、イランはアラーク重水炉の建設を続けておらず、ウラン濃縮活動も合意されたレベルを超えていない」とされています。

IAEAの報告によりますと、遠心分離機もすべて撤去され、それに関するインフラもIAEAの監視下に残し、濃縮ウランの備蓄も一切ない、ということです。

イランと、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国、ドイツの6カ国は、2015年7月14日、オーストリア・ウィーンでの数度にわたる協議の末、包括的共同行動計画に合意しました。

包括的共同行動計画に基づく両国の取り決め実行後、核計画に関する制裁は、2016年1月に解除されました。

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