3月 22, 2017 17:24 Asia/Tokyo
  • 国連で、国際ノウルーズデーの行事

アメリカ・ニューヨークの国連本部で、国際ノウルーズデーの行事が開催されました。

IRIB通信が22日水曜伝えたところによりますと、イランのホシュルー国連大使は、この行事で、「ノウルーズの豊かな文化は歴史の中で羽ばたき、入国禁止令によって停止することはない」と語りました。

ホシュルー大使のこの表明は、アメリカ大統領によるイランをはじめとしたイスラム圏6カ国の市民のアメリカ入国禁止令を非難したものです。

さらに、国連におけるノウルーズの祝祭行事の開催は、集団行動を奨励するためのものだとし、「文化、平和、善隣外交、環境保護といった人間の価値が恒常的な脅威にさらされている中で、いつの時代にも増してノウルーズの偉大な行事を行う必要性が感じられている」としました。

国連のグテーレス事務総長もこの行事で、「ノウルーズは新たな開始、世界について学ぶための時間、平和、友好、人権、人間性の確立に向けた責務の見直しのための機会である」と述べました。

国連総会は2010年2月23日、3月21日を国際ノウルーズデーに制定しました。

タグ