イランと中国が17の協力合意書に署名
1月 23, 2016 19:46 Asia/Tokyo
イラン大統領と中国国家主席がテヘランで会談し、その後、両国は協力と関係の強化の枠内で、17の協力文書に署名しました。
イラン大統領府のインターネットサイトによりますと、両国の高官は、23日土曜、イランのローハーニー大統領と中国の習近平国家主席の立会いの下、これらの協力文書に署名しました。
「シルクロード経済ベルト」の強化とシルクロードの構築、平和的なエネルギーの利用、学術・技術的協力、自然環境、鉱業などの産業、投資などに関するこれらの協力文書は、両国の関係閣僚によって署名されました。
また、情報や通信技術、テヘラン-マシュハド間の高速鉄道プロジェクトの資金提供、投資、人材開発、文化、芸術、教育における交流、イランと中国の税関の戦略的な協力などに関する合意覚書が、両国の首脳の立会いの下で署名されました。
また、シルクロード学術基金の創設、イランと中国のメディア協力、イラン南部ゲシュム島の経済特区機関と中国・広州のパイロット貿易地域の事務局との共同の開発協力、イラン側の監査機関と中国の関係省庁の協力に関する協力合意書も、イランと中国の間で署名されました。
中国の習近平国家主席は、高等政治・経済使節団を率いて、23日土曜未明、テヘラン入りしました。
習国家主席は、テヘラン入りの際に、「中国はイランとの、長期的、恒久的な二国間協力の向上と拡大を求めている」と語りました。
中国の3人の副首相、6人の閣僚、商業関係者やメディア関係者による大規模な使節団が、習国家主席に随行しています。
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