イラン外務省、「イランの強みは体制への人々の支援」
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イラン外務省の報道官が、イランイスラム共和制の最も重要な強みは、人々の体制への支持であるとしました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
2月 29, 2016 21:49 Asia/Tokyo
  • イラン外務省、「イランの強みは体制への人々の支援」

イラン外務省の報道官が、イランイスラム共和制の最も重要な強みは、人々の体制への支持であるとしました。

IRIB国際放送によりますと、ジャーベリーアンサーリー報道官は、29日月曜、定例記者会見で、議会・専門家会議選挙が成功裏に行われたことに触れ、「これらの選挙は再度、国の決定における国民の役割、民主主義に基づくイスラム共和制の能力を示した」と語りました。

さらに、「26日の選挙と選挙への人々の大規模参加は、イランの力と国力の拡大につながり、国の外交政策もこうした状況から直接利益を得、国家の目標の枠内で、こうした状況を最大限に活用するだろう」と語りました。

また、シリアの停戦違反に関して、「敵対の停止を問題に直面させる最大の問題は、合意実施を妨げようとするテログループの努力だ」としました。

ジャーベリーアンサーリー報道官は、「テログループはシリアでの危機、緊張、戦渦の拡大の中に自分たちの利益を見出している」とし、テロ対策における国際的な強い意志により、人々の選択に基づく政治的な解決策に向かう動きや危機管理の下地が整えられるよう期待感を表しました。

さらに、「イランは自らの政策における原則に基づき、危機の当初から、政治的流れの形成と危機の終結を支援してきた。今後もこの方向で最大限の努力を行うだろう」と述べました。

また、シリアからのイランの顧問部隊の撤退に関しても、「イランの顧問のシリア駐留は、シリアの合法政府の公式な要請に基づいて行われているものであり、この駐留の継続とその規模は、シリアの要請と両国の合意によるものだ。これに関して他の誰も介入することはできない」と語りました。

ジャーベリーアンサーリー報道官はさらに、3月5日から行われるイランのザリーフ外務大臣のアジア太平洋数カ国歴訪について、「この訪問はイスラム協力機構の特別会議への出席のために訪れるインドネシア・ジャカルタから開始される」としました。

また、ザリーフ外相は、その他、タイ、ブルネイ、ニュージーランド、シンガポール、オーストラリアを訪問するとしました。