イラン大統領選挙、盛大な選挙の実施まであと数時間
May 18, 2017 21:38 Asia/Tokyo
イランは盛大な選挙の実施を目前にしています。 第12期大統領選挙は、第5期市町村議会選挙、および、国会中間選挙とともに明日19日金曜に実施されます。
候補者による選挙運動の期間は、18日木曜午前8時に終了しました。
この選挙を前に、イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、17日水曜、数千人の国民を前に演説し、「金曜は誰が当選しても、選挙の真の勝者はイランの国民とイスラム体制だ」と語りました。
この他、シーア派最高権威のマカーレム・シーラーズィー師、ヌーリーハメダーニー師、ジャヴァード・アーモリー師、アラヴィー・ゴルガーニー師がそれぞれ表明の中で、イラン国民に対し、大統領選挙、市町村議会選挙、国会中間選挙への参加を呼びかけました。
イランのラフマーニーファズリー内務大臣によりますと、今回の選挙の有権者は5600万人以上で、最新の世論調査では投票率がおよそ72%になるとされており、実際の選挙ではそれ以上になると見られています。
ローハーニー現大統領、ライースィー師、ハーシェミータバー氏、ミールサリーム氏が、今回の選挙の候補者として最後まで残っています。
ガーリーバーフ・テヘラン市長は、ライースィー師を支持し、ジャハーンギーリー第一副大統領は、ローハーニー大統領を支持して、出馬を辞退しました。
ハーシェミータバー氏も、立候補を取り下げてはいませんが、ローハーニー大統領への支持を表明しています。