イラン、ホメイニー師の命日に際し服喪(動画)
6月 03, 2017 19:43 Asia/Tokyo
イラン全国で、イランイスラム共和国の建国者ホメイニー師逝去28周年にちなみ、人々が喪に服しています。
1989年6月3日、イスラム革命を指導したホメイニー師は、不屈の精神と努力に満ちた87年の生涯を閉じました。
このニュースの発表にともない、イスラム世界全体が喪に服しました。
ホメイニー師は1902年9月24日、イラン中部マルキャズィー州ホメインに生まれました。
イランでは、1963年から当時のパフラヴィー王政とアメリカの干渉に対する闘争が激化しましたが、最終的にホメイニー師は王政側によりトルコに、その後はイラクに追放されました。
ホメイニー師は、イラクに13年間追放されていた間、数多くの門下生の教育に加えて、当時のイランの王政の腐敗した体質や、イランに対するアメリカの違法な要求の数々を暴き、啓蒙的な公示を発表して、1979年のイスラム革命の基礎を打ち立てました。
王政への闘争が最高潮に達し、ホメイニー師のフランスへの移住及び、イランへの凱旋帰国の後、1979年2月11日に彼の導いたイスラム革命が勝利を収めました。
革命後は、イラン・イラク戦争を初めとした超大国や国内外の敵の陰謀をものともせず、ホメイニー師は当時の数々の逆境を乗り越えてイラン国民を勇敢に導きました。
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