イラン第1副大統領、「アメリカは最も多くの温室効果ガスを排出している」
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イランのジャハーンギーリー第1副大統領が、温室効果ガスの排出削減を目指すパリ協定からの離脱というアメリカのトランプ大統領の決定を批判し、「アメリカは世界で最も多くの温室効果ガスを排出している」と語りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
6月 06, 2017 17:19 Asia/Tokyo
  • イラン第1副大統領、「アメリカは最も多くの温室効果ガスを排出している」

イランのジャハーンギーリー第1副大統領が、温室効果ガスの排出削減を目指すパリ協定からの離脱というアメリカのトランプ大統領の決定を批判し、「アメリカは世界で最も多くの温室効果ガスを排出している」と語りました。

トランプ大統領は、今月1日、パリ協定からのアメリカの離脱を宣言し、この協定はアメリカにまったく利益をもたらしていない、と主張しました。

IRIB通信によりますと、ジャハーンギーリー第1副大統領は、6日火曜、テヘランで開催された世界環境デーに関する会議で、「世界のどの国よりも多くの温室効果ガスを排出している国が今日、無限の優越主義をもって、環境に対する脅威への対策に疑いの意を表明している」と語りました。

また、「トランプ大統領は、温室効果ガスは世界の人々のほか、アメリカの国民をも脅かしていることを忘れたようだ」と述べました。

さらに、「21世紀における環境の保護は、世界が抱えている最も重要な問題である」と強調しました。